妊婦の血液から、おなかの中の赤ちゃんにダウン症などの染色体異常があるかどうかを調べられる新型出生前診断。日本や米国などではこれまで、高齢をはじめ胎児に染色体異常が発生するリスクの高い妊婦に限って推奨されてきたが、米国産科婦人科学会はこのたび、リスクが高くない一般の妊婦でも受けてもよいとの勧告を発表した(関連記事:新型出生前診断の精度、6カ国1.5万人で検証)。