東京医科歯科大学難治疾患研究所の岡澤均教授らは、過度なダイエットによってアルツハイマー病が加速される可能性があると、7月14日発行の国際科学誌「サイエンティフィック・リポート」(電子版)に報告した。アルツハイマー病は、脳の記憶に関わる部分に「β(ベータ)アミロイド」や「タウ」というタンパク質の一種がたまっていくことが病気の始まりとされているが、過度に食事制限をしたマウスでは、脳にβアミロイドが増えていたという。