手術中に音楽(BGM)を流すことは、患者だけでなく手術スタッフにも良い影響を与えるとされている。しかし、BGMによって手術中の安全性が脅かされる恐れがあることを、英インペリアル・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)のシャロン=マリー・ウェルドン看護師らが、8月4日発行の看護専門誌「Journal of Advanced Nursing」(電子版)に報告した。BGMが妨げになって依頼を繰り返すことが増え、手術時間が延長したほか、手術チームのイライラも増加していたという。