20~24歳女性の「梅毒」昨年の2.7倍...全体でも過去最多

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 性感染症の梅毒に感染した人の報告が、今年の第1週から第43週(2014年12月29日~2015年10月25日)で2,037人を数え、現在の調査方法になった1999年以降ですでに最多となったことが、国立感染症研究所の調べで分かった。特に若い女性での増加率が高く、20~24歳女性で昨年同時期の2.7倍に上っているという。感染研は、不特定多数の人との性的接触、コンドームの不適切な使用などが感染の危険性を高めるほか、免疫が得られないために何度も感染することを警告。感染が疑われたら早めに受診し、必要に応じて性行為のパートナーにも告知・受診を促すことを勧めている。

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