胃潰瘍や逆流性食道炎などの治療に使われるプロトンポンプ阻害薬(PPI)だが、この薬を服用している人では、そうでない人に比べて慢性腎臓病にかかる危険度が高まることが米調査から指摘された。米ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院のベンジャミン・ラザルス氏らが米医学誌「JAMA Internal Medicine」(2016; 176: 238-246)に報告した。