ケトン食継続で生存期間延長―進行がん患者の食事療法 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする © Adobe Firefly ※画像はイメージです 糖質を減らし脂質を増やす「ケトン食療法」を長期継続した進行がん患者の生存期間が顕著に延長したと、大阪大学大学院などの研究グループが発表した。 てんかん治療で有効とされているケトン食療法。近年、がん治療への応用が注目され、研究グループは2013年から研究に取り組んでいる。今回、進行がん患者53人を、ケトン食療法の継続期間が12カ月未満のグループ(32人)と12カ月以上のグループ(21人)に分け、22年3月まで追跡調査し、生存期間への影響を検討した。 その結果、全患者の生存期間の中央値は19.9カ月で、12カ月未満グループの12カ月(死亡31人)に比べ、12カ月以上グループは55.1カ月(同10人)と長かった。研究グループは「ケトン食療法は進行がん患者に対する有望な支持療法になる」とコメントしている。(メディカルトリビューン=時事) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×