SNSを頻繁に使用することと、いら立ちや怒りっぽさは関連することが分かったと、米国の研究グループが発表した。 研究グループは、2023年11月~24年1月に新型コロナウイルス感染症の流行と社会への影響などに関する調査に参加した米国成人4万2597人(平均年齢46.0歳)について、SNSの使用頻度と怒りに関するアンケート結果を収集。両者の関連を検討した。 78.2%の人がSNSを毎日使用していた。検討の結果、SNSを頻繁に使う人は、全く使わない人に比べ、怒りに関するアンケートの点数が1.55ポイント高く(点数が高いほど怒りの度合いが大きい)、SNSへの投稿頻度の多さも怒りやすさと関連していた。 また、使用するSNSの種類別に見ると、TikTok(ティックトック)で1.69ポイント、フェイスブックで1.40ポイント、インスタグラムで0.69ポイント、X(旧ツイッター)で0.67ポイント高かった。(メディカルトリビューン=時事)