3分の1がコロナ感染に気付かず

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 小学生などを対象にした調査で、新型コロナへの感染に気付かなかった子どもが3分の1いることが分かったと、千葉大の研究グループが発表した。

 研究グループは、2020年12月の調査に参加した小学生355人に対し、20~22年度の冬にコロナの抗体検査とアンケートを実施。感染状況や自覚症状などを調査した。

 その結果、抗体陽性率は22年が60.9%と最も高かった。同年の保護者へのアンケートと抗体検査結果を分析したところ、コロナに「かかっていないと思う」とした子どものうち36%が、「調べていないが、かかったかもしれないと思う症状があった」と答えた子どもの83%が抗体陽性だった。また、感染した子どもには〔1〕一人で遊ぶより他の子どもたちと遊ぶことを好む〔2〕学年が低い―傾向が見られた。(メディカルトリビューン=時事)

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