スマートウオッチを活用すると、運動の継続率が向上し、血糖値などの改善にもつながる可能性が示されたと、英国などの国際共同研究グループが発表した。 研究グループは、カナダと英国の４０～７５歳の２型糖尿病患者１２５人を、３Ｄ加速度センサーと光学式心拍計を搭載したスマートウオッチを使用する人としない人に分類。スマートフォン健康管理アプリを活用した自宅でできる運動プログラムへの参加や、６、１２カ月後の運動継続率などを調べた。 その結果、運動への参加や継続率はスマートウオッチの使用と有意な関連が見られた。また、６、１２カ月時点の血糖や血圧数値の改善度も、スマートウオッチの使用と関連していた。（メディカルトリビューン＝時事）