歯科診察の場での血糖値測定が糖尿病や予備軍の発見につながったと、山梨大などの研究グループが発表した。 研究グループは、2023年10月~24年8月に歯科医院を受診した18歳以上の患者749人を対象に、血糖値の測定と口腔(こうくう)内検査を実施。血糖値が高かった陽性患者を内科に紹介し、詳しい検査を行い、糖尿病のリスク因子や歯周病の指標などを分析した。 その結果、血糖値が高かった陽性者139人のうち34人が内科を受診し、18人が糖尿病(8人)または糖尿病予備軍(10人)と診断された。 陽性者は高年齢で男性に多く、糖尿病の既往歴のある割合が高かった。また、歯肉出血率や歯槽骨(しそうこつ)吸収度(骨の破壊程度)が高値だった。研究グループは「歯科を起点とした糖尿病ハイリスク者の早期発見を可能にする医科歯科連携モデルの展開を目指す」としている。(メディカルトリビューン=時事)