乳がん治療でアルツハイマーリスク減?

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 乳がん治療を経験したサバイバーの女性は、アルツハイマー病を発症するリスクが一般女性よりもやや低かったと、韓国などの研究グループが発表した。

 研究グループは、同国の国民健康保険データを用い、乳がんサバイバー7万人超と乳がんの既往がない18万人超の女性を比較。中央値7.3年の追跡期間中、サバイバーのアルツハイマー病発症リスクは乳がんの既往がない人に比べ8%低かった。一方、このリスク低下は5年以上続かなかった。

 治療内容別では、放射線治療を受けた人ではリスクが約23%低かったが、抗がん剤やホルモン療法との関連は認められなかった。喫煙、糖尿病、慢性腎臓病などはリスクを高める傾向が見られ、「治療後の生活習慣管理も重要」(研究グループ)とした。

 研究グループは「今後は放射線療法の効果や照射部位などを含めた長期的な追跡研究が求められる」と指摘している。(メディカルトリビューン=時事)

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