左右の握力の差が大きい高齢者で、特に男性は死亡リスクが高まる可能性があると、国立長寿医療研究センターの研究グループが発表した。 研究グループは、愛知県の中高年男女3420人を対象に、握力の左右差と死亡との関連を約20年間追跡調査した。 分析の結果、握力の左右差の大きさは男性の死亡リスクの上昇と有意に関連し、握力の左右差が20%超の場合には、20%以下の人と比べて死亡リスクが男性で34%、女性で30%高かった。握力の左右差が大きい人は、加齢による筋力低下や神経機能の衰えが進んでいる可能性があるという。 研究グループは「握力の左右差20%超は健康状態を見る重要な指標となる可能性がある」としている。(メディカルトリビューン=時事)