妊娠前肥満、ビタミンK欠乏と関連

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 妊娠前に肥満だった母親から生まれた新生児はビタミンKが不足するリスクが高いことを、神戸大の研究グループが発表した。

 新生児はビタミンKが不足しやすく命に関わる出血を引き起こす懸念があるため、予防策として出生直後からビタミンK投与が行われる。研究グループは、2018~23年に同大病院に入院した新生児のうち、ビタミンK欠乏と診断された新生児64人と在胎週数や性が一致する128人を対象に、ビタミンK欠乏と関連する母親側の背景を調べた。

 その結果、妊娠前の体格指数(BMI)が25以上の肥満は新生児のビタミンK欠乏の発症と有意に関連し、BMIが高いほどビタミンK欠乏を評価する血液マーカーの値も上昇した。

 低栄養や消化器疾患の合併妊娠によるビタミンK摂取不足などの影響は指摘されてきたが、研究グループは「肥満合併妊娠も、脂肪組織へのビタミンKの吸着で胎児への供給が不足する可能性が示された」としている。(メディカルトリビューン=時事)

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