"医師不足"は絶対数の不足ではなく,地域・診療科の偏在
日本医師会と全国医学部長病院長会議が緊急提言
2015年08月24日 17:14
医学部入学の定員増加により医師の数は増加しているが,依然として医師不足が指摘されている。日本医師会と全国医学部長病院長会議は,8月19日に記者会見を開き,「"医師不足"は医師の絶対数の不足ではなく,地域・診療科の偏在が大きいことであり,医学部新設では解消につながらない」とし,緊急提言の骨子を発表した。今後,さらなる検討を重ね,厚生労働省などに働きかけていくという。