改変バルサルバ法で発作性上室頻拍患者の洞調律回復率が約4倍に
英のRCT,REVERT試験
2015年08月28日 09:38
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症状が安定している発作性上室頻拍(PSVT)に対する「息こらえ(バルサルバ法)」による迷走神経刺激療法は,薬物療法に先立つ一次治療として推奨されている。しかし,実地臨床における有効率は5~20%と高くないようだ。英・Royal Devon and Exeter Hospital NHSのAndrew Appelboam氏らは,改変バルサルバ法の有効性を国内複数の救急部門によるランダム化並行群間比較試験(RCT)REVERTで検討。治療成績が従来法の約4倍程度改善したと報告した(Lancet2015年8月25日オンライン版)。