多発性硬化症と視神経脊髄炎で"鍵"握るセマフォリン4A
第27回日本神経免疫学会
2015年10月23日 07:00
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セマフォリン(以下,Sema)は,神経軸索および免疫制御分子として知られているが,さまざまな病気の鍵分子であることが明らかにされている。第27回日本神経免疫学会学術集会(9月15~16日,会長=岐阜大学大学院神経内科・老年学分野教授・犬塚貴氏)では,多発性硬化症(MS),視神経脊髄炎などの神経疾患へのSema4Aの関与について大阪大学神経内科のグループから報告された。