イマチニブを中止できるのはどんな患者か
CML治療の重要課題に迫る
2015年11月11日 12:00
1名の医師が参考になったと回答
イマチニブ投与を中止できるのはどのような患者か-。慢性骨髄性白血病(CML)治療における重要課題だ。NTT東日本関東病院(東京都)血液内科部長の臼杵憲祐氏らは,イマチニブ単独治療で2年以上分子遺伝学的寛解(MR)持続後,インターフェロン(IFN)単独治療に切り替え,2年間投与してから無治療とした患者の予後を検討することによりこの課題に迫り,第77回日本血液学会学術集会(10月16~18日,会長=金沢大学血液・呼吸器内科教授・中尾眞二氏)で報告した。