わが国のTEVARリアルワールドデータ明らかに
第46回日本心臓血管外科学会
2016年03月11日 07:00
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胸部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術(TEVAR)は,外科手術に代わる低侵襲治療として施行例が年々増加している。戸田中央総合病院(埼玉県戸田市)血管内治療センター長の石丸新氏は,第46回日本心臓血管外科学会学術総会(2016年2月15~17日,会長=名古屋大学血管外科学分野教授・古森公浩氏)の特別セミナーにおいて,日本ステントグラフト実施基準管理委員会(JACSM)による追跡調査結果を報告。入院死亡率が3.1%で瘤破裂,血液透析などと有意に関連していることを示した。