「血友病デー」に合わせ定期補充療法の普及を訴える
2016年04月15日 19:35
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4月17日は「世界血友病デー」。わが国には8,000人以上の血友病患者が存在すると推定されているが,現状,根治治療はなく,治療の主眼は関節や筋肉,皮下,頭蓋内などに発現する出血傾向の抑制である。治療法の主流とされる血液凝固第Ⅷ因子製剤の定期的な静注(定期補充療法)では日常の出血リスクが大幅に低下するが,頻回注射の負担や有効性に対する患者の理解不足などにより,中等症・軽症の患者で普及が進まないことが問題視されている。世界血友病デーを目前に控え12日に東京都で開催されたプレスセミナー(主催:バイエル薬品株式会社)では,800人以上の血友病患者が登録する荻窪病院理事長・血液科部長の花房秀次氏が,定期補充療法を基本とした個別化治療のスキームなどについて解説した。
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