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入院前ステロイドで脳卒中後の死亡率が上昇

 2016年04月19日 07:10

イメージ画像 (c)Thinkstock/Getty Images

 入院前のステロイド使用が脳卒中患者の30日死亡率の上昇と関係すると,デンマークのグループがStroke2016; 47: 829-835)に発表した。

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過去の使用は死亡と因果関係なし

 ステロイドの脳卒中の予後への影響は明らかではない。同グループは,同国の医療レジストリから2004〜12年に初回脳卒中で入院した患者を特定し,入院前のステロイド使用の有無と短期(30日)死亡率との関係を検討した。

 特定された初回脳卒中患者は10万42例で,8万3,735例が脳梗塞,1万1,779例が脳内出血(ICH),4,528例がくも膜下出血(SAH)であった。解析の結果,入院前ステロイド現使用群は非使用群と比べ絶対死亡リスクが高かった(脳梗塞19.5%対10.2%,ICH 46.5%対34.4%,SAH 35.0%対23.2%)。

 ステロイド非使用群と比較した現使用群の脳梗塞後の30日死亡率比は1.58と有意に高く,ステロイド新規使用の影響が大きかった(同1.80)。ステロイド現使用群のICHおよびSAH後の30日死亡率比はそれぞれ1.26,1.40であった。ステロイドの過去の使用に死亡との関連は見られなかった。

(編集部)

  

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