ドイツ・University of RostockのJ. Christian Virchow氏らは,チリダニアレルギーに関連したコントロール不良の成人喘息患者を対象に舌下免疫療法を行う二重盲検ランダム化比較試験(RCT)の結果,舌下免疫療法群ではプラセボ群と比べ,吸入ステロイド(ICS)減量期間中の喘息増悪までの期間が延長したとJAMA(2016; 315: 1715-1725)で報告した。