宇宙仕込みの安全管理手法を医療にも
筑波大・JAXA共催の医療安全シンポジウム
2016年08月04日 11:45
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人類が生活する上で極限状態の1つと考えられる宇宙環境において、これまで宇宙航空研究開発機構(JAXA)をはじめとする各国の宇宙機関は、さまざまなトラブルや事故を教訓としながら徹底した安全管理手法を構築してきた。7月23日に東京都で開かれた筑波大学およびJAXA共催の医療安全シンポジウム「宇宙の安全を医療の安全へ」では、医療機関で用いられる転倒・転落防止装置に起こったトラブルを例に、宇宙環境における安全管理のノウハウを実際の医療行為における安全対策に活用する取り組みについて紹介された。