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デクスメデトミジンで高齢術後せん妄が減少

【海外短報】

 2016年11月18日 07:00

イメージ画像 (c)Getty Images ※画像はイメージです

 高齢患者の術後せん妄の抑制にα2作動性鎮静薬であるデクスメデトミジンの低用量投与が有効であると、中国のグループがLancet2016; 388: 1893-1902)に発表した。

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 せん妄は高齢患者によく見られる術後合併症で、転帰不良と関係する。同グループは、デクスメデトミジンの予防的低用量投与が、高齢患者の術後せん妄の抑制に有効かどうかを検討するランダム化比較試験を実施した。

 対象は65歳以上の非心臓手術患者。デクスメデトミジン群(0.1μg/kg/時)またはプラセボ群(生理食塩水)に1:1でランダムに割り付け、手術当日の集中治療室(ICU)入室から翌朝8時まで静脈内投与した。主要評価項目はせん妄の発症とし、術後7日間、Confusion Assessment Method for ICUにより1日2回評価した。

 その結果、術後せん妄の発症はプラセボ群の350例中79例(23%)に対し、デクスメデトミジン群では350例中32例(9%)と有意に少なかった(オッズ比0.35、95%CI 0.22〜0.54、P<0.0001)。安全性に関する解析では、デクスメデトミジン群はプラセボ群と比べ高血圧および頻拍の発症率が有意に低かった。

(編集部)

  

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