インフルエンザワクチンの予防接種率の向上に、携帯電話への文字メッセージ送信が効果的であるとオーストラリアの研究グループがAnn Fam Med(2017; 15: 507-514)に報告した。ランダム化比較試験の結果、メッセージを受け取った群は受け取らなかった群よりも39%接種率が高かった。29メッセージの送信当たり1人が接種できた計算になり、このコストはわずか3.48ドルだった。