2型糖尿病の骨折リスク予測にFRAXが有用

第115回日本内科学会

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 骨折リスクの評価法として広く使われているFRAX(fracture risk assessment)スコアが2型糖尿病女性の骨折リスクの予測因子になりうると、東京大学大学院糖尿病・代謝内科の笹子敬洋氏が第115回日本内科学会(4月13~15日)で発表した。2型糖尿病に対する厳格な多因子介入の臨床試験J-DOIT3において、有害事象として報告された骨折を対象に解析した結果得られたもので、男性では予測因子が見いだせなかった。また、厳格な多因子介入(強化療法群)による骨折リスクの上昇は認められなかった。

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