ペムブロリズマブ、HR陰性かつHER2陰性の手術不能/再発乳がんの適応追加申請

第Ⅲ相試験KEYNOTE-355の結果に基づく

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 MSDは10月12日、抗PD-1抗体ペムブロリズマブについて、ホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がんに対する効能・効果について承認申請を行ったと発表した。

 ホルモン受容体の発現やHER2過剰発現を伴わない乳がんサブタイプであるトリプルネガティブ乳がん(TNBC)は乳がん全体の約15%を占め、50歳未満の女性に多く、他のタイプの乳がんに比べて増殖能が高く生存期間も短いとされる。

 今回の申請は前治療歴のない手術不能または再発TNBC患者を対象としたランダム化第Ⅲ相試験KEYNOTE-355のデータに基づく(関連記事「ペムブロ+ChemoがPD-L1陽性未治療TNBCで奏効」)。

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