アミロイドーシスに有望な抗体医薬を承認申請

多発性骨髄腫治療薬ダラツムマブ

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 全身性アミロイドーシスは、線維構造を持つ蛋白質であるアミロイドが、全身の臓器に沈着することによって機能障害を起こす疾患。これまで30種類のアミロイドーシスが報告されているが、このうち骨髄の異常形質細胞から産生されるアミロイドが沈着して多臓器障害が生じる「全身性免疫グロブリン軽鎖(AL)アミロイドーシス」に対し十分なエビデンスが示されている薬剤はなく、アンメット・メディカルニーズが高い疾患の1つである。そうした中、ヤンセンファーマは12月2日、多発性骨髄腫の治療薬であるダラツムマブについて、全身性ALアミロイドーシスの適応追加の承認申請を行ったと発表した。

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