昨年(2020年)12月25日、オラパリブ(商品名リムパーザ)が前立腺がんおよび膵がんに対する初のPARP阻害薬として承認された(関連記事「前立腺がんと膵がんで初のPARP阻害薬が承認」)。1月20日に開催されたアストラゼネカ/MSD共催によるオンラインメディアセミナーでは、慶應義塾大学泌尿器科学教授の大家基嗣氏が、前立腺がんにおけるBRCA1/2変異とオラパリブ投与のためのコンパニオン診断について解説した。