米・化学療法誘発性骨髄抑制の予防薬としてCDK4/6阻害薬trilaciclibが承認

進展型小細胞肺がんを適応に

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 米食品医薬品局(FDA)は2月12日、進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)における化学療法(プラチナ製剤/エトポシドまたはトポテカン含有レジメン)誘発性の骨髄抑制に対し、CDK4/6阻害薬trilaciclibを承認したと発表した。

 trilaciclibは化学療法実施前に投与することで骨髄保護が期待できる初の治療薬。さまざまな病期の小細胞肺がん患者を対象に好中球減少症の有意な減少が認められた3件の第Ⅱ相ランダム化比較試験に基づき、2019年にFDAより画期的治療薬に指定され優先審査の対象となっていた。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする