喫煙所は感染しやすい場所、閉鎖・使用停止に賛成との意見が約6割

在宅勤務などにより受動喫煙頻度が増加

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 国立がん研究センターは5月31日、世界禁煙デーに合わせて新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)とたばこに関するアンケートの結果を発表した。

 調査の結果、喫煙者はSARS-CoV-2に感染した際に重症化しやすいと考えているのは55.0%、喫煙所は感染拡大しやすいと考えているのは59.4%、感染対策の一環として喫煙所を閉鎖することへの賛成は58.3%であり、いずれも半数を超えた。

 ステイホームや在宅勤務などによる受動喫煙の頻度の変化については、増えたとの回答が10.6%だったのに対し、減ったとの回答は1.6%に過ぎなかった。

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