日本がんサポーティブケア学会は7月5日、『がん治療におけるアピアランスケアガイドライン』の草案を公開、パブリックコメントを募集すると発表した。 同ガイドラインは「がん患者の外見支援に関するガイドラインの構築に向けた研究班」が作成した『がん患者に対するアピアランスケアの手引き2016年版』の改訂版として作成。 手引きと同様に、同ガイドラインは①がん治療に伴い外見に生じる症状に関する治療行為、患者指導および情報提供に際し、医療者がより良いアピアランスケアの方法を選択するための基準を示す②現在までに集約しているエビデンスを記すことで、アピアランスケア研究の現状と課題を明らかにする―ことを目的としている。