DS-8201、HER2陽性胃がんの二次治療でP3開始

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 第一三共と英・アストラゼネカは本日(7月9日)、抗体薬物複合体(ADC)トラスツズマブ デルクステカン(DS-8201)について、HER2陽性の胃がんまたは胃食道接合部腺がん患者への二次治療を対象とした第Ⅲ相臨床試験DESTINY-Gastric04において、最初の患者への投与を開始したと発表した 。

 本試験では、一次治療後に病勢進行したHER2陽性の切除不能な胃がんまたは胃食道接合部腺がん患者を対象に、標準的な二次治療(ラムシルマブ/パクリタキセルの併用療法)に対するDS-8201の有効性と安全性を検証する。

 主要評価項目は全生存期間、副次評価項目は無増悪生存期間、客観的奏効率、奏効期間や病勢コントロール率などで、日本を含むアジア、欧州、南米で約490例を登録する予定。

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