スウェーデンの中高年を対象に、傾向スコアマッチングを用いて経口フルオロキノロン系抗菌薬と経口アモキシシリンで急性肝障害(ALI)リスクを比較したデータベース解析の結果、フルオロキノロン使用によるALIのリスクは2倍超だった。ただし、絶対イベント発生率は低かった。詳細は同国・Lund UniversityのOlof Nibell氏らがClin Infect Dis(2021年9月19日オンライン版)に報告した。