手術時のトラネキサム酸で出血リスクを低減

ランダム化比較試験POISE-3

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 出血は、非心臓手術患者における周術期のイベントとして発生頻度が高い。トラネキサム酸(TXA)は抗線溶薬で、周術期の出血を安全に低減させる可能性が期待されている。カナダ・Population Health Research InstituteのPhilip J. Devereaux氏らは、出血および血管イベントのリスクが高い非心臓手術の施行患者を対象に、TXAの出血抑制効果を検証するランダム化比較試験POISE-3の結果を第71回米国心臓病学会(ACC.22、4月2~4日)で発表。TXAの投与で、手術時の出血リスクを低減できたと報告した。詳細は、N Engl J Med2022年4月2日オンライン版)に同時掲載された。

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