日本における心臓移植の待機登録は1997年10月に始まり、25年が経過した。東京大学心臓外科教授の小野稔氏は、第26回日本心不全学会(10月21~23日)で心臓移植の現状を概説するとともに、移植施設の体制整備など心臓移植の課題を5つ紹介した。