英・Lister HospitalのAdie Viljoen氏らは、2型糖尿病患者を対象にGIP/GLP-1受容体作動薬チルゼパチドをGLP-1受容体作動薬セマグルチドと比較した第Ⅲ相試験SURPASS-2およびインスリンデグルデクと比較したSURPASS-3の事前に計画されていた探索的解析を実施。その結果、チルゼパチド投与群では他の2剤の投与群と比べて治療開始後24週までの早期における血糖コントロール(HbA1c 7.0%未満および6.5%以下)および体重減少(5%以上)の目標達成率が有意に高く、初回達成のタイミングが有意に早かったとDiabetes Ther(2023; 14: 925-936)に発表した。