HR陽性進行乳がんにAKT阻害薬が有効

フルベストラントへの上乗せ第Ⅲ相試験

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 英・Royal Marsden HospitalのNicholas C. Turner氏らは、ホルモン受容体(HR)陽性、ヒト上皮増殖因子受容体2(HER2)陰性の進行乳がんと診断され、アロマターゼ阻害薬による内分泌療法を施行中または施行後に再発/増悪した患者を対象に、フルベストラントに上乗せしたAKT阻害薬capivasertibの有効性と安全性を第Ⅲ相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験CAPItello-291で検討。その結果、サイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6阻害薬の投与歴の有無を問わず、プラセボと比べてcapivasertibの上乗せで無増悪生存期間(PFS)が有意に延長したとN Engl J Med2023; 388: 2058-2070)に発表した。

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