フェンフルラミン、レノックス・ガストー症候群で適応追加申請

日本新薬

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 ユーシービー(UCB)ジャパンは6月27日、抗てんかん薬フェンフルラミン(商品名フィンテプラ)について、レノックス・ガストー症候群に伴うてんかん発作の適応追加に関する承認申請を行ったと発表した。レノックス・ガストー症候群に対する希少疾病用医薬品の指定を受けており、優先審査の対象となる(関連記事「日本新薬、難治性てんかんへのfenfluramineを承認申請」)。

 レノックス・ガストー症候群は、幼児期から小児期に発症する難治性てんかん。日本の推定患者数は約 4,300人で、厚生労働省から指定難病に認定されている。

 同薬は昨年(2022年)11月に、2歳以上のドラベ症候群に伴うてんかん発作の治療薬として日本新薬から販売された。同社は同薬に関して19年3月にZogenix社(現UCB)と日本国内における独占的販売契約を締結し、承認取得後は同契約に基づき、日本新薬が情報提供活動および販売を行っている。

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