世界初、次世代mRNAコロナワクチンが国内製造販売承認を取得

Meiji Seika ファルマ

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 Meiji Seika ファルマは11月28日、米・Arcturus Therapeutics社が開発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する次世代mRNAワクチン(レプリコンワクチン)コスタイベ筋注用について、COVID-19の予防を適応とした成人の初回免疫および追加免疫における国内製造販売承認を取得したと発表した。今回の承認はレプリコンワクチンとして世界初となる。

 コスタイベ筋注用は、既存ワクチンよりも少ない接種量で高い中和抗体化が持続するのが特徴。国内での追加免疫第Ⅲ相試験では、起源株およびオミクロンBA.4-5株に対する中和抗体価が既存ワクチンより高いことが認められ(P<0.05)、それぞれの中和抗体価が6カ月間持続することが確認された。安全性プロファイルも良好で、重篤な有害事象は認められなかったという。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする