ADHD治療薬で早期死亡リスク低下

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 注意欠如・多動症(ADHD)と診断された患者のうち、薬物療法を開始した患者では、薬物療法を受けなかった患者と比べて治療開始から2年間の死亡リスクが大幅に低いことが、カロリンスカ研究所(スウェーデン)のZheng Chang氏らの研究で示された。研究の詳細は、「Journal of the American Medical Association(JAMA)」3月12日号に掲載された。この研究では、ADHD治療薬の使用が、特に事故や偶発的な中毒による死亡リスクの低下に大きく寄与することも示された一方で、病死などの「自然死」のリスク上昇は示されなかった。

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