中国・Shanghai Jiao Tong University School of MedicineのJingya Lin氏らは、うつ病患者に対するイチョウ葉(Ginkgo biloba)エキス製剤の有効性と安全性を検討するため、最近20年間に発表されたランダム化比較試験(RCT)21件のシステマチックレビューとメタ解析を実施。その結果、対照群と比べて4~8週間のイチョウ葉エキス摂取群でうつ病の評価スコアおよびバイオマーカー値が有意に改善したとFront Pharmacol(2024; 15: 1364030)に発表した(関連記事「オキシトシン点鼻でうつ病の症状が改善」)。