古畳で小児喘息リスクがわずかに上昇
エコチル調査:母親の妊娠期の室内環境との関連を検討
近年、小児喘息の増加が世界的に問題となっている。小児喘息の環境危険因子として、たばこの副流煙、ペットの飼育、かびなどが知られている。小児期は室内で過ごす時間が長いため、特に自宅の室内環境の影響を受けやすく、カーペットの使用や湿気と小児喘息リスクとの関連が指摘されている。子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)北海道ユニットセンター/北海道大学環境健康科学研究教育センター特任准教授の岩田啓芳氏らは、同調査のデータを用いて母親の妊娠期の室内環境と児の喘息リスクとの関連を検討。その結果、妊娠中に築10年以上で床材が畳の自宅で過ごすことと児の4歳までの喘息リスクのわずかな上昇との関連が示されたと、PLoS One(2024; 19: e0305957)に報告した。(関連記事「母親の喫煙が児の喘鳴、喘息を惹起」)
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