英・Anglia Ruskin UniversityのRudolph Schutte氏らは、前向きコホート研究UK Biobankの参加者のうち、ビールまたはリンゴ酒しか飲まない40~69歳の男性9,029例および赤ワインしか飲まない女性6,989例を対象として、飲酒量と動脈硬化の関連を検討。その結果、男女とも週当たりの飲酒量と動脈硬化の指標との間に線形の関連が認められたとAlcohol Clin Exp Res(2024年8月20日オンライン版)に報告した。少量の飲酒は動脈硬化にベネフィットがあるという従来の知見を否定する結果となった。