GM-CSF吸入療法の長期的影響を検証
カニクイザルを用いた慢性安全性試験データの解析
自己免疫性肺胞蛋白症(PAP)は、抗顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)自己抗体(GM-Ab)の過剰産生により肺サーファクタントの分解過程が阻害され、肺胞と細気管支に蓄積することで呼吸不全が徐々に進行する難治性疾患。今年(2024年)3月に自己免疫性PAPに対するGM-CSF吸入療法としてサルグラモスチムが承認されたものの、サイトカインであるGM-CSFの長期吸入による影響は明らかでない。東京科学大学保健管理センターセンター長/教授の田澤立之氏、新潟大学医歯学総合病院高度医療開発センター特任教授の中田光氏らはカニクイザルを用いたGM-CSF吸入療法の慢性安全性試験データを解析し、長期吸入の生理学および病理学的影響を検証した結果をRespir Res(2024; 25: 402)に報告した。(関連記事「自己免疫性肺胞蛋白症に世界初の治療薬」)
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