生後1カ月の腸内環境と食物アレルギーが関連
ビフィズス菌優位タイプで卵白アレルギーリスク減
食物アレルゲンへの感作の多くは乳幼児期早期に発症し、将来の食物アレルギー発症リスクを高める。近年では、腸内細菌叢と食物アレルゲン感作および食物アレルギーとの関係が示唆されているが、病態生理学において生後早期の腸内細菌叢の役割は明確でない。理化学研究所生命医科学研究センター客員研究員の柴田涼平氏らの共同研究グループは、国内の出生コホート研究2件の腸内細菌叢データを用いて腸内環境パターン(エンテロタイプ)と将来の食物アレルゲン感作および食物アレルギーの発症リスクとの関係を検証。その結果、生後1カ月おけるBifidobacterium属(ビフィズス菌)優位のエンテロタイプは、特に卵白に対する食物感作/アレルギー発症リスクが低いことを明らかにしたとJ Allergy Clin Immunol(2024年12月9日オンライン版)に報告した。
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