進行・再発子宮体がん治療にパラダイムシフト
PARP阻害薬上乗せ療法が奏効
子宮体がんは40歳代後半から増加し、日本における年間新規診断数は約1万7,800人、死亡者数は約2,800人となっている。StageⅠ~Ⅲ例の予後は全生存率64.0~92.1%と比較的良好だが、StageⅣ例では21.0%と極めて不良であり、新たな治療選択肢が望まれている。昨年(2024年)11月、PD-L1阻害薬デュルバルマブがミスマッチ修復機能(MMR)の有無にかかわらない進行・再発子宮体がんへの適応追加を取得し、PARP阻害薬オラパリブがミスマッチ修復機能正常(pMMR)の進行・再発子宮体がんにおけるデュルバルマブを含む化学療法後の維持療法としての適応追加を取得した。両薬の製造販売元であるアストラゼネカが昨年12月に開催したメディアセミナーでは、東京慈恵会医科大学産婦人科学講座講師/診療医長の西川忠曉氏が今回の適応追加の根拠となった第Ⅲ相DUO-E試験においてPARP阻害薬上乗せ療法が奏効したとの結果を紹介し、PARP阻害薬上乗せという進行/再発子宮体がん治療におけるパラダイムシフトについて展望した。(関連記事「デュルバルマブとオラパリブ、進行・再発子宮体がんで適応追加」」
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