メマンチンで認知症患者の全死亡リスク低下
観察研究のみで有意差、2万4,000例超のメタ解析
認知症は寿命の短縮に寄与する因子であり、NMDA受容体拮抗薬のメマンチンはアルツハイマー病(AD)やその他の認知症の症状抑制効果が期待されているが、同薬の死亡リスクへの影響については十分に解明されていない。フランス・Assistance Publique-Hôpitaux de ParisのVictoria Zolnowski-Kolp氏らは、認知症患者2万4,000例超を対象に、同薬による長期治療が全死亡リスクに及ぼす影響を評価するためのシステマチックレビューとメタ解析を実施。認知症患者におけるメマンチン使用が全死亡リスクの低下と関連する可能性が示唆されたとAlzheimers Dement(2025; 11: e70071)に報告した。ただし、リスクの有意な低下は観察研究のみで認められた(関連記事「コリンエステラーゼ阻害薬でレビー患者の死亡率低下」)。
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