除菌なきH. pylori検査に警鐘
「毎年測るだけ」の健診にNO!
Helicobacter pylori(HP)感染胃炎は多様な疾患の危険因子である。日本では、職域健診または自主的な人間ドックにおいて胃がん予防を目的とした血清HP抗体検査/ペプシノゲン(PG)検査が広く行われているが、要精検者のその後の受診につながりにくいことが課題となっている。青森県総合健診センター所長の下山克氏は、昨年(2024年)11月に刊行された日本ヘリコバクター学会ガイドライン作成委員会編『H. pylori感染の診断と治療のガイドライン 2024改訂版』(以下新GL)について第97回日本胃癌学会(3月12~14日)で講演。新GLの改訂点を概説するとともに「HP感染者の多くは未治療のままであり、胃がんリスクだけが上昇している恐れがある」など、HP診療をめぐる現状を伝えた。
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