腹部CT画像で骨粗鬆症スクリーニング
AIで骨密度を算出、DXA測定値と強い相関
骨折の予防には骨密度を測定し、早期に骨粗鬆症の治療を開始することが重要だが、多くの高齢者は骨折や痛みなどの症状が発現するまで医療機関を受診しないのが実情だ。一方、高齢者はさまざまな基礎疾患の精査目的で、CT検査を受ける機会が多い。小樽市立病院整形外科主任医療部長の佃幸憲氏は、人工知能(AI)を用いて腹部CT画像から骨密度を算出する試みについて、第98回日本整形外科学会(5月22~25日)で発表。二重エネルギーX線吸収測定法(DXA)による測定値と強い相関が認められたことから、骨粗鬆症スクリーニングの手法として有用だと述べた。特に、整形外科医が少ない地域において骨粗鬆症患者を掘り起こし、治療につなげることが期待されるという。
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