週1回のセマグルチドでMACEリスク減
米国・標的試験模倣研究でデュラグルチドに勝る
持続性GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)のセマグルチドおよびデュラグルチドは2型糖尿病患者の心血管(CV)リスクを低下させるとの報告があり、米国糖尿病学会(ADA)などのガイドラインではアテローム動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)併存またはASCVD高リスクの2型糖尿病患者に対するGLP-1RA投与を推奨している。しかし現状、2剤を直接比較した研究はなく、間接比較においても一貫した結果が得られておらず、いずれを優先して選択すべきかは明らかでない。米国・Novo NordiskのXi Tan氏らはMedicareに登録された2006~22年のデータを対象に週1回投与のセマグルチドとデュラグルチドの有効性および安全性を比較する標的試験模倣研究を実施。その結果、「デュラグルチド群に比べ、セマグルチド群で有意に主要心血管イベント(MACE)リスクが低下していた」と欧州糖尿病学会(EASD 2025、9月15~19日)で報告した。(関連記事:「セマグルチド、MACEの発現リスク低下でチルゼパチドに優越性示す」「心不全GL、HFpEF治療の推奨にSGLT2阻害薬とMRA」)
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